2003.12.09号(民芸品) 山田俊彦氏写真展 注:全ての写真の著作権は山田俊彦さんに帰属します。無断でのご使用はご遠慮ください。 山田俊彦さんのプロフィールはこちら!
久しぶりの更新になってしまいましたが、大好評の山田俊彦さんの写真展第八回目は、第七回にひきつづき、メキシコの民芸品です。ご紹介しているもののなかで、読者の皆さんの中にも、同じ種類のものを持っておられることもあるでしょう。私はろうそくが大好きなので、メキシコではよくソナロサやセントロのロウソク屋さんに行きました。おみやげ物屋のロウソク立てもとてもしゃれたモノが多く、ついつい買い込んでしまい、それを全部持って帰ってきたので、今もいろんなロウソク立てが家中にあります・・・。 写真に添えられたエピソードや説明は、山田さんにうかがったものです。また、現代の有名作家を網羅した本 Grandes Maestro del Arte Popular Mexicano は民芸品愛好家には欠かせない本です、と山田さんがご紹介くださっています。興味をお持ちの方は是非ご覧下さい。山田さんの収集品の中にある民芸品を作った作家の写真もたくさん載っており、大満足されているそうです。山田さんがご紹介くださっている本はここ↓で見られます。英語とスペイン語があり豊富な写真で民芸品が紹介されています。
民芸品の範疇に入れるのには躊躇しますが、商業的に成功した例でしょう。紙マチェだけでなく、ジュエリーまでも手掛け、国内のみならず全世界に直営店を出している。正にブランド品。初期のものは私も気に入り、価格も手頃で持って帰ろうと思ったのですが、余りにも大きかったので止めてしましましたが、今ではこの大きさのものはとても高くて買えません(写真のみ)。 参考HP http://www.artsoleil.ch/English/Artists/Sergio_Bustamante/sergio_bustamante.html 「森のあるところ、北極圏から赤道直下まで、様々な愛嬌のある姿の梟が生息し、知恵の神として崇められ、全世界で手に入り形も多種多様。コレクションにしている方も多いです。父が蒐めて居たので目に付くたびにお土産に買ってきた物の一部です。」
1967年から3年間、駐在員としてメキシコに滞在。その後、仕事で10回以上,遊びを兼ねて数回訪墨し、滞在期間を合わせると延べ5年間ほどになります。その間撮った写真が数千枚!きっちりPCに保存されていて、お宅を訪問したayaもkanaeもひたすらその整理術に脱帽。。。メキシコ以外の旅行もたくさんなさっており、今一番のお勧めは「チュニジア」。メキシコについては鉄道もお詳しく、今ではほとんど不可能な「メキシコ・列車の旅」をたくさん実現なさったとのこと。音楽から民芸品から食べ物から、何から何までメキシコのことを心から大切に思っておられるのが、暖かなお話ぶりから伝わってきました。 (kanae)
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