2002.04.01号(建築) ■■ 山田俊彦氏写真展〜第一回・アシエンダのホテル〜 ■■ メキシコの「アシエンダ」ってご存じですか? 革命前の富豪が田舎に広大な土地を持ち、小作人に農作業をさせながら優雅な生活を送った場所です。その建物が現在もメキシコに散在し、中にはホテルやレストランとして一般の人にも開かれた場となっているものがあります。 今回ご紹介する写真は、山田俊彦さん(プロフィールはこちら!)がメキシコ滞在中にアシエンダの魅力にとりつかれ、地図を頼りにあらゆるアシエンダを訪ねあるいて撮られた写真の一部です。山田さんはホテルとなっているアシエンダ以外にも、個人所有のお宅にも招かれて訪問されたり、道ばたでうちすてられたようになっているアシエンダにも足を運んでたくさんの写真を記録として残していらっしゃいます。アシエンダの他、今では乗るのも難しいメキシコの鉄道や、民芸品、お祭りなど、その写真の数は驚くばかり! こんなに貴重な写真を山田さんのPC内に眠らせておくのはもったいない・・・ということで、web写真展開催をお願いしました。今後一ヶ月に一回ぐらいの割合で、特集を組んでいきたいと思います。 第一回目の今週は、アシエンダを利用したホテルです。「豪華! 高いんでしょうね・・・」とうかがったところ、高くても100ドルぐらいとのこと。次にメキシコに行くときは絶対に泊まるんだと心に誓ってしまいました・・・。各写真はクリックすると大きなものが見られるようになっています。
注:全ての写真の著作権は山田俊彦さんに帰属します。無断でのご使用はご遠慮ください。
1967年から3年間、駐在員としてメキシコに滞在。その後、仕事で10回以上,遊びを兼ねて数回訪墨し、滞在期間を合わせると延べ5年間ほどになります。その間撮った写真が数千枚!きっちりPCに保存されていて、お宅を訪問したayaもkanaeもひたすらその整理術に脱帽。。。メキシコ以外の旅行もたくさんなさっており、今一番のお勧めは「チュニジア」。メキシコについては鉄道もお詳しく、今ではほとんど不可能な「メキシコ・列車の旅」をたくさん実現なさったとのこと。音楽から民芸品から食べ物から、何から何までメキシコのことを心から大切に思っておられるのが、暖かなお話ぶりから伝わってきました。 (kanae)
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