■ 芸能ニュース ■


2003.02.25号

フォックス大統領が『El Crimen de Padre Amaro』のアカデミー賞ノミネートを祝福

メキシコのビセンテ・フォックス大統領は、先日、米国アカデミー賞の最優秀外国作品部門にノミネートされた『El Crimen de Padre Amaro』(主演:ガエル・ガルシア・ベルナル)のプロデューサー、アルフレド・リップステイン氏に祝福の文書を送り、「今回のノミネートは、才能ある若手俳優たちを起用するという、新しいメキシコ映画界がもたらした創造の産物」とその功績を称えた。

フランシスコ・セスペデスがメキシコ国籍を取得

カンクン在住のキューバ人シンガー、フランシスコ・セスペデスにメキシコ国籍が与えられた。本人の申請が認められたもので、外務省にてビセンテ・フォックス大統領から認定文書を手渡された。セレモニーに同席した外務大臣は大ヒット曲『セニョーラ』をリクエスト。念願のメキシコ人となったセスペデスは、外務省の女性職員たちに持ち前の渋い歌声を披露したとか。フランシスコ・セスペデスは1992年に初めてメキシコを訪問。ルイス・ミゲルが自身のアルバムに彼の曲を収録したことから脚光を浴び始め、デビュー・アルバム『Vida Loca』(1998)の大ヒットで人気アーティストの仲間入りを果たした。

タランティーノ監督がメキシコで新作映画を撮影

メキシコはハリスコ州のCareyesビーチ一帯で、米国人映画監督クインティン・タランティーノが最新映画『Kill Bill』の撮影を敢行。主役の元殺し屋を演じるのは『パープル・フィクション』でタッグを組んだユマ・サーマン。


2003.02.18号

クリスチャン・カストロが3月に結婚

先日、米国ニューヨーク公演中に、パラグアイ人学生モデルとの熱愛を明かしたばかりのポップス歌手クリスチャン・カストロが、母親で有名女優のベロニカ・カストロと実弟を伴い、恋人の暮らすパラグアイ、アスンシオンを訪問。現地で正式な婚約を済ませ、3月中にメキシコの教会で結婚式を挙げることになった。バレンタインデーに歌手生活10周年記念コンサートを行ったクリスチャンは、朝のテレビ番組が行った当日インタビューで。ひとめぼれだったことを告白。満面の笑顔で、早くも年内子作り宣言まで飛び出した。お相手のガブリエラ嬢は、新聞社Diario Noticiasのオーナーであるパラグアイ有数の富豪家ビロ・ボー氏のご令嬢。カストロ一家が今回の滞在で宿泊した高級ホテルExcelsiorは彼女のおばさんが所有しており、テレビ局を所有している親戚もいるとか。先日、出演をコンファームしていたトーク&音楽番組2本に予告なしで欠席し、番組関係者を慌てさせたそうだが、結婚してもファンを忘れないでね…。

サルマ・ハエック、『フリーダ』の熱演で米国アカデミー賞の主演女優部門にノミネート

ベラクルス州出身のハリウッド女優サルマ・ハエックが、自らプロデュースも手がけた渾身作『フリーダ』で、アカデミー賞の主演女優部門にノミネートされた。ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、レネ・セルウェガー、ダイアン・レインという豪華ライバル勢を抑え、初のオスカーを手にしたいところ。他にも、メキシコ映画界のホープ、ガエル・ガルシア・ベルナルが昨年主演したメキシコ映画『イ・トゥ・ママ・タンビエン』(オリジナル脚本部門)と『エル・クリメン・デ・パドレ・アマロ』(最優秀外国作品部門)が2本ともオスカー候補にノミネートされるという快挙に、メキシコのメディアは大いに盛り上がっている。

シャキーラを追って、婚約者がメキシコ入り

海外ツアーの一環でメキシコに滞在していたコロンビア人シンガー、シャキーラ。両親を伴ってのメキシコ入りだったが、先日、婚約者で元アルゼンチン大統領フェルナンド・デ・ラ・ルア氏の長男アントニオ氏も公演先の北部都市モンテレイに到着。コンサート会場でリハーサル中たっだシャキーラは、恋人の予期せぬ訪問に驚いたとか。すでに交際3年目に突入しているふたり、年内ゴールインなるか!?


2003.02.04号

クリスチャン・カストロが結婚?

大女優ベロニカ・カストロを母に持ち、祖国メキシコをはじめラテンアメリカで幅広く人気を集めている男性ポップス歌手クリスチャンが、パラグアイ人の恋人との結婚を匂わせている。米国ニューヨークでコンサートを行っていたクリスチャンは、ステージ途中で自分のセルラーにかかってきた彼女からの電話に応じ、3千人の観客の前で彼女に対するアツイ想いとゴールイン秒読みの可能性を告白したとか…。ちなみに、お相手のガブリエラ嬢とは交際1ヶ月あまり。バレンタインデーにあたる2月14日に、メキシコシティのアウディトリオ・ナショナルでデビュー10周年公演を予定しているクリスチャンだが、未来の花嫁の公式なお披露目となるか?

メキシコで大ヒット上演中のミュージカル『ル・ミゼラブル』、子役の追加オーディション実施

昨年11月からメキシコで大ヒット上演されている、ビクトル・ウーゴ原作の古典ミュージカル『ル・ミゼラブル』。ロングラン公演決定を配慮してか、1月末に子役の追加オーディションが行われた。観客の笑いと涙を誘うストリート暮らしの少年“ガブロチェ”は、ソロで歌うシーンもあり、同作品の重要な役どころのひとつ。応募資格は8歳から10歳の少年で、俳優歴は問わないが、共演男優が彼を肩にかついで行進するシーンがあることから、身長1メートル40センチ以内、体重30キロ以内が必須条件となった。現時点では3人の子役が交代で同役を担当しており、新子役は1ヶ月間の集中稽古を経て、ステージにお目見えする予定。