■ 芸能ニュース ■


2002.09.17号

レニー・クラビッツをメキシコ・ファンが車でエスコート

去る9月7日(土)の晩、メキシコシティのアステカ・スタジアムで初のメキシコ公演を行った米国人ロックシンガー、レニー・クラビッツ。野外ステージで5万人の観衆を熱狂させた後、滞在先の高級ホテル・フォーシーズンに戻ったのは夜中の1時過ぎだというのに、その2時間後に早くも帰国の途についた。
 コンサートの興奮冷めやらず、寒さに耐えながら、ホテルの玄関で待機していた現地ファンは、チェック・アウトを終えたクラビッツから笑顔で挨拶され大感激。別れを惜しむあまり、彼がスタッフと共にメルセデス・ベンツ製のバスに乗り込んだ後も、乗用車7台を連ねてエスコートを続けた。残念ながら、メキシコ州に差し掛かったところでパトカーに阻止され、米国との国境の街・ラレドに向かって走り去るカリスマ・シンガーの車を見送る結果となった。
 ※余談ですが、レニーは滞在中にブタの皮を揚げたスナック“チチャロン”を食べてお腹をこわし…、コンサート当日は、高地につき酸欠を訴えて、時折、酸素マスクに頼りながらコンサートを務めたとのこと。プロだけあって、そんなアクシデントを微塵も感じさせないステージでした。レニー様、私の黄色い声援、ちゃんと届いていたかしら!?(byオトキータ)

パウリナ・ルビオが妊娠!?

先月、初の英語アルバム『Border Girl』のプロモーションで日本を訪れたメキシコの人気ポップス歌手、パウリナ・ルビオに妊娠説が浮上。スペインのゴシップ誌が報じたもので、お相手は長年交際を続けている、半ば夫婦同然のスペイン人リカルド・ボフィル氏(有名建築家の息子)。

スペインのメジャー雑誌がメキシコの有名人を大特集

スペインのゴシップ系人気雑誌『Hola』が計29ページを費やし、最新号でメキシコの有名人を大特集。メキシコ最大のテレビ局テレビサのご長老プロデューサー、エルネスト・アロンソが、今春に他界した映画女優マリア・フェリックスの肖像画をバックに親友だった彼女とのエピソードを語れば、美人女優たちが、国内デザイナーの服に身を包んで颯爽と登場。また、今をときめく若手俳優ガエル・ガルシア・ベルナルやメキシコ壁画界の巨匠ディエゴ・リベラとその妻フリーダ・カーロの絵画コレクターとして知られる富豪、故ドローレス・オルメドも紹介されている。

アマウリ・グティエレスがメキシコ国籍に

メキシコ在住のキューバ人シンガーソングライター、アマウリ・グティエレスが、今年2月にメキシコ国籍を申請していた。本人曰く、「順調に行けば年末には許可が下りるだろう」とのこと。現在、12月の発売を目標に通算3枚目のアルバムを制作中で、愛息子に捧げた歌やゲイをテーマにした楽曲が含まれるそうだ。


2002.09.10号

エンリケ・イグレシアスとアナ・クルニコバがマイアミでの同棲生活を計画中!?

来月の11日、12日とメキシコシティでコンサートを予定しているスペイン人シンガー、エンリケ・イグレシアスが、先日ニューヨークで開かれたMTVビデオ・ミュージック・アワードの授賞式に、かねてから噂のロシア人テニスプレイヤー、アナ・クルニコバを同伴。今年2月に撮影されたエンリケのシングル曲「Escape」のビデオ・クリップで共演した二人は、濃厚なラブシーンを演じて話題となり、その後プライベートでも数回ツーショットがパパラッチされていたが、公の場に揃って現れることはなかった。交際は順調のようで、近々マイアミで同棲生活を始めるとの噂あり。

ガエル・ガルシア・ベルナルがリーヴァイスのCMキャラクターに

『アモーレス・ぺロス』、『イ・トゥ・ママ・タンビエン』(邦題:天国の口、終わりの楽園)と出演作が2本続けて日本公開となったメキシコ人映画俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが、米国ジーンズメーカーの老舗リーヴァイス・ストラウス社の最新キャラクターに選ばれた。200万ドル以上の制作費を投入し、南アフリカでCMを撮影。近々、米国とラテンアメリカ諸国でオン・エアーされる。日本で放映されるか分からないので、その内容をご紹介すると…、フランス人のガールフレンドを助手席に乗せ、ガエルがスピード全開で車を運転するシーンから始まる。続いて、ふたりで車を海へと押し出すシーンへ。ガエルはリーヴァイスのローライズ・ジーンズをはいている。水の底に沈んでいく車。フランス語の辞書を車内に置き忘れたことに気づくガエル。肩を組んで去っている二人…。なお、
ガエル本人の希望により、新聞や雑誌にお目見えすることはなく、プロモーション用のポスターも制作しないとのこと。

サルマ・ハエックが36歳の誕生日

ベラクルス州出身のハリウッド女優、サルマ・ハエックが9月2日に36歳のバースティを迎えた。主役だけでなくプロデューサーも務めた渾身作『フリーダ』(メキシコの女流画家フリーダ・カーロの伝記映画)が、先月末に開かれた第59回ベネチア国際映画祭のオープニング作品として上映され、客席から大絶賛されたサルマ。同作品を早くもオスカー候補に挙げる映画関係者まで現れ、11月20日のメキシコ公開が待ち切れない!


2002.09.03号

心筋梗塞? それとも毒殺? マリア・フェリックスの遺体解剖へ…

去る4月8日に他界した銀幕の大スター、マリア・フェリックスの遺体が、約5ヶ月を経てお墓から掘り起こされた。死因は心筋梗塞とされているが、実弟を中心とする遺族が、他殺の可能性を主張して警察に真相の追求を願い出たためで、遺体解剖の結果がメキシコ中で注目されている。フェリックスが息を引き取ったポランコの自宅やクエルナバカの別荘を含む、遺産の大部分を受け継いだ元運転手ルイス・マルティネス・デ・アンダ氏、彼女と何十年も親交を温めてきたテレビサの大物プロデューサー、エルネスト・アロンソ、フェリックスが亡くなった晩に泊まっていたエステラ・モクテスマさんらが容疑者として疑われている…。

獄中のセルヒオ・アンドラーデが暴露本?を出版

グロリア・トレビのマネージャー兼所属事務所社長、セルヒオ・アンドラーデが55編の詩と官能ストーリー数編からなる処女作『Revelaciones』(※「暴露」や「意外な新事実」の意)を発表。グロリア・トレビを含めた複数の所属アーティストと愛人関係にあったとされるアンドラーデは、グロリアのような人気歌手になることを夢見て集まった少女たちに性行為を強要していた疑いで、2年前に潜伏先のブラジルで逮捕され、現在もブラジリアで獄中生活を送っている。(※彼自身は一貫して無罪を主張)。鉄格子の内側で書き綴られた作品たちは、一連の騒動と“彼が愛した女たち”がテーマとなっている。出版元のEditorial Planeta社から6万ドル近いギャラを受け取ったそうだが、同社はすでにその2倍以上の額を提示し、共犯として逮捕されたグロリアからも自伝本を出版する契約を取り交わしている。

この夏、最も光っていた有名人は?(レフォルマ誌アンケート調査)

レフォルマ紙が、夏休みシーズンにメディアをにぎわした有名人に関するアンケート調査を実施した。まず「最も演技が光っていた映画俳優(または女優)」部門では、ガエル・ガルシア・ベルナル(9%)が堂々の第一位! 公開前から話題を呼び、“カトリックを冒涜しているか否か”という一大論争を巻き起こした最新主演作『El Crimen de Padre Amaro』(アマロ神父の犯罪)で、禁断の恋に苦悩する若き神父役に挑んだ“メキシコ映画界の星”は、ウィル・スミス(第2位、5%)、メル・ギプソン(第3位、4%)、トム・クルーズ(第4位、4%)、ニコラス・ケイジ(第5位、3%)らハリウッドの大物に競い勝ち、ラティーノとして唯一ランク入りを果たした。また、映画部門とは対照的に歌手部門では女性たちが活躍。初のメキシコ公演2日目を大雨で途中キャンセルした“米国のスーパー・アイドル”、ブリトニー・スピアーズ(19%)が第一位に選ばれ、今年、揃って英語アルバムを発表した“ラテン三人娘”、パウリナ・ルビオ(9%)、シャキーラ(8%)、タリア(4%)が後に続く結果となっている。なお、「この夏ニュース番組をにぎわした人物」として、5度目の訪墨を行ったローマ法王ヨハネ・パウロ2世がダントツの第一位(27%)に輝いた。