■ 芸能ニュース ■

2002.05.28号

「スパイダーマン」、メキシコでも大旋風

去る5月17日(金)、話題のハリウッド映画「スパイダーマン」がメキシコ国内1,100ヶ所で封切となった。最初の3日間で、253万8千594人もの観客を動員し、8千305万7千230ペソを稼ぎ出す好スタート。それまでの歴代最高だった3千806万ペソを136%も凌ぐ大記録を樹立した。

獄中出産のグロリア・トレビが噂の挙式説を否定

メキシコ人シンガー、グロリア・トレビがメキシコシティの大手新聞社レフォルマとの電話インタビューに応じ、ブラジル人外交官ロペス・デ・アレクサンドリア氏との交際は暗に認めながらも、巷で噂になっている6月挙式説は完全否定した。数多くのヒット曲を生み出したグロリアは2000年1月に、未成年者への性的虐待の片棒を担いだとして、所属事務所社長で元愛人のセルヒオ・アンドラーデ(主犯)および元コーラスの女性と共に潜伏先のリオデジャネイロで逮捕された。その後、収容先の刑務所(ブラジリア)で妊娠し、本年2月に男の子を出産したばかり。子供の父親について様々な憶測が飛び交い、DNA鑑定の結果、前述のセルヒオ・アンドラーデが父親だと断定されるに至ったが、その後、グロリア本人が刑務所職員にレイプされたと告白。最近になって、加害者の名前を明かしてを訴えを起こし、現在、現地にて調査が進められている。ちなみに渦中のグロリアは、本件に関するブラジル警察の取り調べにおいて、逮捕後にセルヒオ・アンドラーデと刑務所で関係を持った事実を初めて認めている。

ペドロ・アルモドーバル作品を研究テーマにした国際フォーラム誕生

スペインのカスティージャ・ラ・マンチャ大学が、「オール・アバウト・マイ・マザー」で1999年のオスカー賞に輝いた同国の人気監督ペドロ・アルモドーバルの全作品を対象とした国際フォーラムを予定している。開催に先駆け、今月26日に映画関係者や批評家、アルモドーバル作品の専門家、同監督の制作オフィス“エル・デセオ”の代表者ら8名によって“ペドロ・アルモドーバル国際フォーラム”研究委員会がクエンカ(スペイン中東部)で発足となる予定だ。なお、ペドロ・アルモドーバル監督は2年前から同大学の名誉博士で、彼の全作品に関する資料は全て同大学に譲る約束になっている。


2002.05.21号

ルイス・ミゲルに新しい恋人!?

去る5月12日の午前2時、ルイス・ミゲルが邸宅を構えるアカプルコのディスコに噂の女性と姿を現した。お相手は数週間前から交際が囁かれていたメキシコ人女優ルス・エレナ・ゴンサレス。ナイスバディの彼女は、かつて深夜番組のお色気お姉さんとして人気を集めていた。彼女の手を握って登場したルイスミは終始上機嫌。Vサインこそしなかったが、ツーショットをスクープしたテレビ雑誌『TVNOTA』のカメラに向かって満面の笑みを見せた。店内が混雑していたため、何も注文せずに30分で店を後にした二人は、ルイスミの運転で別のレストランへ。ウエイターの証言によると、揃って食事に来るのは3回目! ルス・エレナ嬢ってば、少し前に「(ルイス・ミゲルから)高価な贈り物をされた事実もなければ、面識すらない」と断言していたのだけれど…。

フアン・ガブリエルがハリウッドの殿堂入り

去る5月7日、ポップスからマリアッチ(ランチェーラ音楽)までこなす職人アーティスト、フアン・ガブリエルが観光地として有名なハリウッドの“名声のストリート”に仲間入りを果たした。メキシコ人としては、ビセンテ・フェルナンデス(ランチェーラ歌手)、ルイス・ミゲル(歌手)、アントニオ・アギラール(ランチェーラ歌手)、ドローレス・デ・リオ(映画女優)、マリオ・モレノ・カンティンフラス(喜劇役者)に続く6人目の快挙だ。ちなみに現在2200名分のプレートが飾られ、うち63名がラテン系スターとなっている。

クリスチャン・カストロのゲイ疑惑騒動

メキシコの人気シンガー、クリスチャン・カストロが先月半ばからゲイ騒動に巻き込まれている。公演でよく訪れるチリで、現地の美人女性ジャーナリストから「クリスチャンはバイセクシャルよ」と暴露されたことがきっかけらしい。母親でベテラン女優のベロニカ・カストロは「名誉毀損で訴えてやる!」と憤慨し、疎遠になっている父親(両親はすでに離婚)でコメディアンのロコ・バルデスも、「せがれのやつが相手にしなかったから逆ギレしたに違いない。あいつはかなりのマッチョだけど、ハンサムだから女が放っておかないんだ」と擁護。そして先日、熱狂的ファンだと自称する少女が、憧れのクリスチャンと裸でじゃれ合っているショットを芸能雑誌に公開、「彼と一夜を共にするのは美しい夢のようよ」と語るにいたった。思わぬ援護射撃で事態は一件落着?!

クリスチャン・カストロの弟、強盗に遭遇

メキシコを代表する女優兼歌手ベロニカ・カストロの息子で、人気歌手クリスチャンの実弟マイケル・サエンス君がメキシコシティの自宅前で銃器を手にした強盗に襲われた。男はブルガリの腕時計(3万ペソ相当)と携帯電話を奪って逃走。幸いなことにマイケル・サエンス君にケガはなかった。それにしてもお兄さんそっくり…。


2002.05.14号

『People』誌が選んだ美しいラティーノ25人

米国『People』誌のスペイン語版が6月・7月合併号として、毎年恒例の“美しいラティーノ25人”を発表。メキシコ人シンガー、パウリナ・ルビオ(30)が表紙を飾り、紹介ページも彼女だけ5ページと破格の扱い。編集スタッフによると、企画当初から表紙はパウリナに決まっていたそうだ。メキシコ組では、他にもタリア(歌手&女優・30才)、ガエル・ガルシア・ベルナル(映画俳優・23才)、リセット(歌手&女優・23才)、プリシラ(女性歌手24才)、カルラ・マルティネス(番組レポーター・26才)、マリオ・ロペス(俳優&プレゼンテーター・28才)ら6名が選ばれた。オルガ・タニョン(プエルトリコ出身、歌手・35才)、カルロス・ポンセ(プエルトリコ出身、俳優&歌手・29歳)、エンリケ・イグレシアス(スペイン出身、歌手・27才)ら米国ではすでに馴染みの顔も。選考に当たっては読者の意見を取り入れ、容姿だけでなく才能や人柄も重視しているとか。ちなみに、スター街道バク進中のシャキーラ(コロンビア出身、歌手・)は1999年度にランクイン。彼女と同じく過去に選ばれたリッキー・マーティン、ジェニファー・ロペス、サルマ・ハエックらの名前はなかった。

好感度No.1タレント、ルセロが子育てでも優等生ぶりを発揮?!

多くのスターたちがベビーシッターを雇っているにもかかわらず、ルセロは生後約6ヵ月の長男ホセ・マヌエル君にかかりっきり。粉ミルクに頼らず母乳だけで育てているという。「ルセロはホント素晴らしいわ。娘としても、母親としても、妻としても、そしてアーティストとしても。神様は彼女にたくさんの才能を与えてくださったのよ!」と実母も大絶賛(それとも親バカ…?)。ちなみに復帰第一作目となるランチェーラ・アルバム『Un Nuevo Amor』(新しい愛)からの第一弾シングル用ビデオクリップが数週間前に撮影されたが、その際も我が子と夫で歌手のマヌエル・ミハーレス、実母、看護婦を伴って現地(モレロス州・テケスキテンゴの荘園)入りしている。


2002.05.07号

新婚1年目のオスカル・デ・ラ・オヤに複数の隠し子

メキシコ系米国人ボクサーで歌手としてもアルバムを発表しているオスカル・デ・ラ・オヤに隠し子騒動が持ち上がっている。スペインのゴシップ誌『Mira』が元ストリッパーの女性との間に3歳の男の子がいることをスクープしたのだ。同誌によると、別の女性二人との間にも、それぞれ女の子(2歳)と男の子(3歳)を儲けていたらしい…。渦中の元世界チャンピオンは、記事の内容を100%とはいかないまでも認めており、昨年ゴールインしたばかりの愛妻でプエリトリコ人歌手のミリーとの関係について、「僕たちの結婚生活は上手くいっているし、二人とも満足している。彼女は素晴らしい女性だよ。一生彼女と添い遂げるつもりさ」とアツアツぶりをアピールすることも忘れなかった。

リッキー・マーティがマンハッタンに高級マンションを購入

プエルトリコが生んだスーパー・アイドル、リッキー・マーティンが、ニューヨークのマンハッタンにある高級マンションを手に入れた。推定購入価格は1千100万ドル。窓からセントラル・パークとハドソン川が一望できる絶好のロケーションだとか。

ランチェーラ歌手ペドロ・フェルナンデス、蝋人形博物館に仲間入り

幼少時代から芸能界で活躍してきたランチェーラ歌手、ペドロ・フェルナンデスが、遅ればせながら蝋人形デビューを果たすことになった。人形が飾られるのは、メキシコシティの繁華街ソナ・ロサ地区にある蝋人形博物館。出席の返事は届いていないものの、6月に予定しているお披露目式には、ビセンテ・フォックス大統領を招待しているそうだ。