■社会ニュース■


2001.11.26号

グロリア・トレビのメキシコ送還が延期に

 性的虐待容疑でメキシコ政府から指名手配中で、昨年1月以降ブラジルで拘束されているメキシコの元ポップスター、グロリア・トレビ(31)の弁護団は、本国送還の延期を勝ち取った。これにより、トレビが出産までブラジルに残留する可能性が強まっている。
 トレビは現在、妊娠7カ月。
 トレビの弁護団は、ブラジルの難民委員会側に偏見があると申し立て、19日に予定されていた、トレビの難民申請に対する決定発表の差し止め命令を勝ち取った。
 弁護団は、この命令がトレビのメキシコ送還が不可能になるまでの時間を稼ぎを狙った行為との指摘を否定。生まれる子どもがブラジル国籍を持つとしても、本人の法的地位が変わることはないと述べた。(ブラジリア 11月19日 ロイター )

革命記念日パレードに3000人のスポーツ選手が参加

 メキシコ革命91周年を記念するパレードが20日の革命記念日(祝日)に行われたが、これまで制度的革命党(PRI)が取り仕切り革命の偉業を強調してきた祭典とは一味違う催しとなった。ソカロでは学生などによるアクロバット体操のデモンストレーションが行われ、サッカーや野球、ボクシングのスター選手やオリンピックメダリストなど国際的に活躍するスポーツ選手を乗せた22台の山車がソカロから革命記念塔までパレード行進した。(Cd.de Mexico, El Universal, 20/11/2001)

国際NGO団体がジャーナリスト弾圧に抗議

世界各地で弾圧されているジャーナリストの支援を行っている国際NGO組織「国境なき記者団」(本部・パリ)は20日、メキシコで言論の自由が侵害されていると警告。6人のジャーナリストへの弾圧に抗議する書簡をメキシコの内務相宛に送ったことを明らかにした。(Mexico DF, Reuters, 24/11/2001)

メキシコ出張中の上野動物園のリンリン、24日から一般公開

 メキシコ市チャプルテペック動物園で24日、日本の上野動物園から貸出中のジャイアントパンダの雄、リンリンが一般公開された。リンリンはチャプルテペック動物園にいる雌3頭との繁殖プロジェクトのため、今月12日から来年3月末までの予定で同動物園に出張中。(Mexico DF, Reuters, 24/11/2001)

メキシコのブランコが代表入り辞退=協会の対応に立腹−サッカー
 
 サッカーのメキシコ代表のFWクアウテモック・ブランコが19日、同国サッカー協会の自らに対する扱いが不満だとして代表入りを辞退する意向を示した。メキシコは2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会の出場が決まっているが、これで中心選手を失うことになる。
 ブランコは現在、スペイン1部リーグのバリャドリードに所属しているが、今月11日のW杯北中米カリブ海予選のホンジュラス戦のためにメキシコに帰国する際、協会が2度の乗り継ぎを要する航空券しか用意できなかったことに立腹し、自ら直行便の航空券を購入していた。ブランコは「代表チームでの役割はもう終わった。今後はクラブに専念したい」と話した。ブランコは今回のW杯予選の終盤4試合で5得点するなど、出場権獲得に大きく貢献していた。(時事通信社 11月20日)

   
ブランコの不満("テレビサ"とのインタビューで涙ながらに語る)
●協会の用意した航空券が「バジャドリードバルセロナパリ→メキシコ」だった。仕方がないので自腹で直行便のファーストクラス航空券を購入。すると、おなじくスペイン1部リーグのエスパニョール所属フアン・フランシスコ・パレンシアと機内で鉢合わせ。「協会は彼にだけファーストクラスの直行便チケットを渡していたんだ!」

●怪我で1年間代表を離れていた間、協会からの支援はゼロ。右足の膝を怪我をしたのは代表チームの試合だったのに、手術代を支払ってくれなかった。唯一心配してくれたのはエンリケ・メサ(前監督)だけで「協会関係者は誰も見舞いにこなかった。」


2001.11.19号

おめでとう、Mexico!ワールドカップ出場権を獲得

●北中米カリブ海最終予選 メキシコが出場決める(毎日新聞、11月12日)

北中米カリブ海最終予選は11日、メキシコが勝ち点で並んでいたホンジュラスとの直接対決を3―0(前半0―0)で制し、3大会連続12回目の出場を決めた。
 メキシコが苦しみながら、北中米カリブ海からは最後となる3枚目のW杯切符を手にした。波に乗れなかったチームは前半戦を5位で折り返し、監督が辞任、選手も大幅に入れ替えた。一時は予選敗退も覚悟しただけに、アステカ競技場に詰め掛けた約12万人は「メヒコ、ラララ」と歓喜にむせんだ。
 秋晴れの下、赤白緑の国旗の小旗が観客席を埋め尽くした。ホンジュラスにはアウエーで1―3と完敗している。勝ち点14で並んでいる当面の敵との最終戦決戦。パスを回すたびに「オーレ」の掛け声。前半、メキシコは再三の好機を外し続け0―0。場内には深いため息が漏れた。
 しかし、後半20分、ブランコがゴール左隅に放ったシュートがネットを揺らすと、観客は総立ちとなった。この後、メキシコは立て続けに2点を加え、観客は肩を組みあって「メヒコ」と絶叫した。
 この日、2ゴールを決めたブランコは「今日、勝つことが最も大事だった。これがW杯だ」と興奮気味に語った。観客のホルヘ・ロドリゲスさんは「W杯ではメヒコが主役となって、過去最高のベスト8を上回る成績を」と期待を寄せた。

<メキシコ> 3大会連続12回目。地元開催のW杯で2度の8強。前回大会もFWエルナンデス、GKカンポスらを擁し決勝トーナメント進出を果たしている。細かいパス回しが特徴だが、好不調の波が大きい弱みも。最終予選もトップ通過を本命視されながら前半戦5試合を1勝1敗3分けと出遅れた。その後就任したアギレ新監督は34歳のMFガルシア・アスペらを呼び戻し、前回大会主将のDFスアレスらベテランの活躍でチームを軌道に乗せた。

●W杯サッカー出場国の横顔:メキシコ(時事通信)
3大会連続12度目の出場。過去W杯を2度開催し、2度ともベスト8入りを果たしている中米の雄。大柄ではないが、テクニックのある選手がそろう。今年のコンフェデレーションズカップでは3戦全敗の1次リーグ敗退と振るわなかったが、近年、招待国として参加している南米選手権では準優勝2度、3位2度とコンスタントに結果を残している。登録競技者数は745万6252人(FIFA調べ)。

●栗山町で合宿のメキシコ、本大会出場 受け入れ準備本格化(毎日新聞11月13日北海道版から)
02年サッカーワールドカップ(W杯)で、空知管内栗山町で事前合宿を行う予定のメキシコが11日(日本時間12日)の北中米・カリブ海地区予選最終戦でホンジュラスに3―0と快勝し、3大会連続12回目の本大会出場を決めた。メキシコの出場が決定したことで、同町のW杯栗山合宿実行委は本格的な受け入れ準備作業に入る。合宿の本契約はW杯組み合わせ抽選日の12月1日前後になる見通し。
 同町では、キックオフに合わせ、12日午前3時から同町のW杯推進室に関係者ら約50人が集まり、インターネットの中継で戦況を見守った。後半、メキシコが立て続けに3ゴールをあげると、室内は歓声に包まれた。 試合後、合宿実行委は急きょ、広報機関誌「ターゲット」の号外を発行。午後に町内のスーパーなどで500部を配布した。「メキシコW杯本選出場決定!」の見出しが躍る号外を受け取った同町継立の主婦、村岡栄子さん(65)は「こんな小さな町にメキシコの強い選手が来るなんて本当にうれしい」と感激した様子だった。

●北中米カリブ海地区予選の最終結果
順位 勝点 試合 得点 失点 得失点差
1 コスタリカ
23
10
7
2
1
17
7
10
2 メキシコ
17
10
5
2
3
19
9
7
3 アメリカ
17
10
5
2
3
11
8
3
4 ホンジュラス
14
10
4
2
4
17
17
0
5 ジャマイカ
8
10
2
2
6
7
14
-7
6 トリニダード・トバゴ
5
10
1
2
7
5
18
-13


W杯出場国決定!コスタリカ、アメリカ、メキシコ


2001.11.12号

マスコミの大統領批判に好意的見方ー世論調査

フォックス大統領のマスコミ批判に関連して、レフォルマ紙が5ー6日に首都D.F.在住の男女450人を対象に電話アンケートを行ったところ、「マスコミは大統領を公平に扱っているか?」との質問に対し57%が「公平」、30%が「不公平」と回答した。フォックス大統領についての報道に対する見方は「嘘より真実が多い」44%、「真実よりも嘘が多い」40%、「わからない」16%だった。ただし、80%が「マスコミは大統領のイメージを悪化させようとしているか」の質問に「NO(いいえ)」と答えている。(Reforma紙より)

環境保護団体「グリーンピース」が日本大使館前で捕鯨反対デモ

 世界的な環境保護団体「グリーンピース」メキシコ支部は6日、首都D.F.の日本大使館前で、同国の調査捕鯨に抗議するアピール行動を行った。グリンピースの活動家20人は、「殺すな! 世界は見ている」と書かれた垂れ幕を持ち、国際社会が見ているという意味で「目玉」を模ったマスクをつけ大使館前に陣取り、無言で抗議表明をした。同日に日本政府が派遣した捕鯨船団は、国際合意に基づき南極海のクジラのサンクチュアリーで向こう6カ月、440頭のミンククジラの捕獲を行う。グリンピースは世界17カ国で同様の抗議行動を起こしている。(Mexico D.F., Reulters , 05/11/01)

首都D.F.知事の評価が上昇

レフォルマ紙が実施した世論調査で、メキシコ連邦区(Mexico,D.F.)のロペス・オブラドール知事に対する評価は10段階6.6で、前回調査(8月)に比べ0.1ポイント上昇した。知事の政策に対する承認は8月の59%から65%に増加。交通政策に対しては11%増の54%が高い評価を与えている。調査は10月20-21日にD.F.在住の成人男女856人を対象に実施された。(Mexico D.F., Reulters , 05/11/01)

グアテマラからの蜜入国犯罪に政府職員関与の疑い

 メキシコ政府当局が作成した調査報告書によると、同国南部国境地域で深刻な密入国犯罪に、移民局や警察、国境警備を担当する軍など政府職員が関与している可能性が高い。チアパス州とグアテマラとの国境には不法入国の抜け道が24カ所存在し、メキシコから米国へと続く密入国ルートは35カ所。これらの不法行為を手助けする密入国斡旋業者は100を超すと言われている。(Tapachula, Chiapas., Grupo Reforma , 07/11/01)

マキラドーラの労働賃金

 5日付レフォルマ紙は、メキシコ保税加工区(マキラドーラ)の州別の1日の平均賃金を労働省の資料を基にまとめたところ、米国国境付近の州ほど賃金水準が高いことが明らかとなった。

1日あたり賃金(2001年1-7月平均)
ヌエボ・レオン(NL)
25.24ドル
ハリスコ(Jal.)
24.50ドル
チワワ(Chih.)
24.43ドル
タマウリパス(Tamps.)
23.37ドル
バハ・カリフォルニア・スール(BCS)
21.68ドル
メキシコ(Edo Mex)
19.75ドル
ソノラ(Son)
19.06ドル
コアウイラ(Coah.)
17.80ドル
ドゥランゴ(Dgo.)
11.65ドル
ユカタン(Yuc.)
10.54ドル

全国平均の賃金は1997年(13.52ドル)、1999年(15.93ドル)と上昇基調にあり、今年は1-7月で21.03ドルと、1995年(10.66ドル)の2倍に達している。


2001.11.05号

モルディーダ(わいろ)は1家族あたり年間109.50ペソ

 汚職・腐敗の追放を目指し国際的に活動するNGO団体トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International、本部ベルリン)のメキシコ支部が、同国世帯主1万6千人を対象に実施した調査の結果、公共サービスをうけるため1年間で234億ペソ(200万ドル以上)の「わいろ(モルディーダ)」が公的機関に支払われていることが明らかとなった。これはメキシコの国内総生産(GDP)の1%に相当し、1家族あたりで109.50ペソとなる。
 州別では、公共サービスを受けるための手続き100回のうち「モルディーダ」が必要な回数は、首都D.F.が22.62と最も高く、メキシコ州(16.95)、ゲレロ州(13.39)、プエブラ州(12.10)、ハリスコ州(11.55)の順に続く。反対に「モルディーダ」の必要が少ないのは、コリマ州(2.96)、バハカリフォルニアスル州(3.88)、アグアスカリエンテス州(4.53)、コアウイラ州(4.99)、チワワ州(5.51)。(Mexico D.F., Grupo Reforma, 29/10/01)

カツアゲ警官の追跡にヘリコプター出動

 首都D.F.南部のトラルパン地区で2日、善良な市民ドライバーに現金賄賂を要求していた現職警官2人を逮捕するため、ヘリコプター1台とパトロール警官60名が出動するという珍事件が発生した。警官による恐喝行為が発覚したのは、ドライバーと一緒にいた妊娠中の妻の容態が悪化し救急車を呼ぶ騒ぎに発展したため。この騒ぎに気付いたのが、たまたま近くのレストランで朝食中の首都D.F.政府の治安最高責任者、ゴドイ治安相。ただちに現行犯逮捕の命令が出されたが、汚職行為を働いていた警官2人は、同僚に助けられ自分たちのパトロールバイクで逃走。腐敗で悪名高い警察のイメージを払拭するチャンスとばかり治安相自らが指揮をとった大がかりな追跡捜査にもかかわらず、2時間後に置き去りにされたバイクが見つかっただけで、犯人での行方は未だつかめていない。(Mexico D.F., Grupo Reforma, 03/11/01)

上野動物園パンダのリンリン、再びメキシコへ

 東京・上野動物園は2日、パンダの雄リンリン(16歳)を今月12日から来年3月末までメキシコ市のチャプルテペック動物園に貸し出すと発表した。同動物園にいる雌3頭との間での繁殖が目的で、2回目の子づくりの旅となる。
 上野動物園はチャプルテペック動物園とパンダの共同繁殖に取り組んでおり、今年1月にリンリンを同園に派遣。雌3頭との人工授精を試みたが、雌はいずれも妊娠しなかったため、再度の挑戦をする。子供が生まれれば、第1子は上野、第2子はメキシコの順で引き取る。 (11月2日 時事通信)

根強い伝統「死者の日」ー世論調査

レフォルマ紙が10月27日に成人男女850人を対象に行った「死者の日(11月1-2日)」に関する電話アンケートによると、「今度の死者の日に墓地を訪れるつもりだ」と答えた人は62%で、「オフレンダ(お供え物などを飾る祭壇)を作る」は68%にのぼった。また、「あなたが居住する地区で死者の日とハロウィーンのどちらが盛んか?」という質問では、「死者の日」68%、「ハロウィーン」16%、「両方」12%となった。(Reforma紙より) 


ホラー映画では「シックス・センス」が一番人気ー世論調査

 レフォルマ紙が10月29日に首都圏在住の16歳以上の男女402人を対象に実施した電話アンケートで、ホラー映画を観るのが「好き」と答えた人は48%で、「嫌い」は52%だった。「好き」と回答した人を対象に作品別に10点満点評価をしてもらったところ「シックス・センス」が最高の9.1点を獲得。外国映画では「羊たちの沈黙」(8.6)「エクソシスト」(8.2)がこれに続く評価を得た。メキシコ映画の上位3作品は、Hasta el Viento tiene Miedo (8.6)、El Espinazo del Diablo(8.5)、El Libro de Piedra(8.3)。(Reforma紙より)

クラシック音楽に関するアンケート調査

 レフォルマ紙が10月12-14日に首都の9つの音楽ホールで、クラシックコンサートに訪れた成人男女(平均年齢35歳)219人に音楽鑑賞に関するアンケート調査を行ったところ、メキシコ人作曲家では"Silvestre Revueltas"が44%で圧倒的人気を獲得した。"Manuel M. Ponce"(19%)"Carlos Chavez"(14%)がこれに続く。外国人ではベートベン(27%)、バッハ(20%)、チャイコフスキー(12%)の順。
 クラシックコンサートに関連した質問では以下のような回答が得られた。
-情報源:「新聞」43%、「ラジオ」14%、「友人の口コミ」12%
-選択要因:「演奏者」38%「作曲者」13%「指揮者」8%
-チケット購入方法:「会場の窓口」79%、「チケットマスター」11%
-同伴者:「恋人」36%、「友人」25%、「なし(一人で)」20%
コンサート会場では、"Palacio de Bellas Artes"の評価が最も高く、続いて"Sala Nezahualcoyotl"、"Sala Ollin Yoliztle"、"Auditorio Nacional"が挙
げられている。
  なお、回答者のうち61%がクラシック音楽のCDを頻繁に購入しており、購買場所として"Mix Up"(23%)、"Libreria Gandhi"(23%)、スーパー・百貨店(22%)を挙
げている。(Reforma紙より)

サッカーW杯予選:11日の対ホンジュラス戦のメンバー発表

メキシコ・サッカー連盟は1日、11日にメキシコ首都のアステカスタジアムで行われるホンジュラス代表とのW杯予選最終戦に向け選出メンバーを発表した。北中米地区は、コスタリカと米国が2002年W杯本大会出場を決めており、最後の1枠を残すのみ。メキシコにとっては、絶対に負けが許されない一戦となる。なおメキシコ代表は前日(10月31日)にエル・サルバドル代表と親善試合を行い、4-1で快勝している。

〜代表選出メンバー(カッコ内は所属クラブ)〜 ※FRA=フランス、ESP=スペイン

<GK>
オスカル・ペレス(クルス・アスル)、オスワルド・サンチェス(グアダラハラ)
<DF>
アルベルト・ロドリゲス(パチュカ)、マヌエル・ビドリオ(パチュカ)、クラウディオ・スアレス(ティグレスUANL)、メルビン・ブラウン(クルス・アスル)、ラファエル・マルケス(モナコ:FRA)
<MF>
ヘラルド・トラド(ポリデポルティボ:ESP)、シフィフレッド・メルカド(レオン)、 ラファエル・ガルシア(トルーカ)、ハビエル・サーベドラ (ティグレスUANL)、ヨハン・ロドリゲス(サントス・ラグナ)、アルベルト・ガルシア・アスペ(プエブラ)、セサレオ・ビクトリーノ(クルス・アスル)

<FW>
ラモン・モラレス(グアダラハラ)、フランシスコ・パレンシア(エスパニョール:ESP)、ルイス・ロベルト・アルベス・サゲ (ネカサ)、ハレ・ボルヘッティ(サントス・ラグナ)、クアウテモック・ブランコ(バジャドリッド:ESP)

(Mexico D.F., Reulters , 01/11/01)