南米(出場枠:4 or 5)

予選方法&昨年までの予選状況

エントリー数10カ国。ホーム&アウェイ方式の2回戦総当たりで、上位4カ国がW杯出場権を獲得。5位のチームは、オセアニア地区の1位とプレーオフを行い、勝者が出場権を獲得できる。

北中米・カリブ地区に比べ分かりやすい予選方法ですね。各国が18試合行います。

2000年3月に予選スタート、同11月までに第1節〜第10節(各国10試合づつ)を消化。折り返し地点まできました。

ここまでの試合結果、見てみましょう。

*ちなみにサッカーでは、勝ち点の合計で順位を争います。1試合ごとに「勝ち」=3点、「引き分け」=1点。勝ち点が同点になった場合、順位は得失点差で決まります。

南米予選:第1節〜第10節までの順位表(2000年11月14日時点)
順位  
試合数
得点
失点
勝ち点
1
アルゼンチン
10
8
1
1
22
8
25
2
ブラジル
10
6
2
2
21
9
20
3
パラグアイ
10
6
2
2
18
9
20
4
エクアドル
10
5
1
4
12
14
16
5
ウルグアイ
10
4
3
3
12
7
15
6
コロンビア
10
4
3
3
8
7
15
7
チリ
10
3
1
6
11
13
10
8
ボリビア
10
2
3
5
5
14
9
9
ペルー
10
2
2
6
7
13
8
10
ベネズエラ
10
1
0
9
6
28
3

アルゼンチンの一人勝ちってかんじでしょうかね。いや〜、ローマのセリエAで活躍するバスティトゥータや、ベロン、シメオネなど豪華なタレント選手そろってます。これまで唯一の負け試合は、「永遠のライバル」ブラジル戦(1-3)のみ。

そのブラジル。何とか2位につけているものの、サッカー王国らしからぬ心許ない戦いぶりで史上最大の危機!? 格下のパラグアイやチリ相手に負けたりなんぞして、「サッカーは一番じゃなきゃ嫌!」というブラジル国民の不満は募るばかり。脱税訴訟や代表選手の選考をめぐる不正疑惑など、ダーティーな噂の耐えなかったルシェンブルゴ監督がついに解任され、今年3月末から始まる後半戦でどこまでチーム力をつけられるかが見所となっております。まあ、予選突破は確実なんですがね・・・

アルゼンチン、ブラジルの2強以外は、まだ混沌とした状況です。

野球が盛んでサッカーw杯に無関心のベネズエラ、高地のホーム(首都ラパスは海抜3600メートル)でしか勝てないボリビアに加え、ペルー、チリが苦戦を強いられ予選敗退濃厚となっております。

残りの第11節から第18節の試合は、今年(2001年)3月から11月に行われます。試合結果を、随時アップしてますので「南米:今年の予選状況」をご覧下さいませ。