■ 巷はラテンで溢れてる ■ Archivo#018 調理キットタコス 海外でも日本のクールな雑貨ブランド「ムージー」として人気の「無印良品」。私はどちらかというとここの雑貨や家具よりも食料品部門が好きで、お店に行くと必ずこのコーナーをのぞきます。そして、そこで今一番気に入っているのが「調理キット」シリーズの「タコス」。 メキシコの代表料理であるトルティーヤ10枚分の材料とタコソースがセットになっていて、家庭で簡単にタコスが作られるようになっているのです。 セットの中に入っているのはトルティーヤミックス(200g)、チリシーズニング(30g)、タコソース(80g)。 このキット以外に用意するのはひき肉(300g)、チェダーチーズ、レタス、サラダ油。 トルティーヤミックスに水、油を混ぜてこねて、耳たぶの柔らかさ(この表現は料理の本に必ず出てきますが、福耳の人と薄い耳たぶの人とは柔らかさが違うと思うのですが...私は、以前のメキシコ料理教室で渡辺先生に習った柔らかさを思い出しながらこねました)になったら生地を20分ほど休ませます。その後、生地を10等分に分けて丸めて、円く、薄くのばします。私は底が平らになっている平皿を使ってのばしました。均等に力がかからないときれいに円く薄くのびません。この仕事は男性に任せましょう。 きれいに伸びたトルティーヤは油をひいていない、よぉーく熱したフライパンで焼きます。生地に焼き色がついてプクゥーとふくらんできたら出来上がりです。メキシコで食べるトルティーヤの味には及びませんが、結構おいしいトルティーヤができました。 具の方は、肉をいためた後、チリシーズニングと水で煮込んで出来上がりです。 出来上がったトルティーヤにレタスとお肉とチェダーチーズ、そしてタコソースをかけて食べれば、立派なタコスの出来上がり! 私が気に入ったのは、このキットについているタコソース。無印良品さんによると、「タコソースはトマトをベースにハラペーニョ等の唐辛子、クミン、オレガノ等のスパイス、ハーブを加えたホットでスパイシーなチリソース」とのこと。中々日本で手に入らない(又は入っても高い)スパイスがふんだんに入っているソースはこのタコス以外にも色々と利用できます。 例えば、私はアボガドをペースト状にしたものに細かく切ったトマト、タマネギを微塵きりにしたものにこのタコソースを加えて「サルサ・メヒカーナ」を作りました。作ったタコスにこれをつけたり、サラダにかけたりして食べるのもおいしかったです。 ホットドッグにつけて「チリドッグ」にするのもいいかも。 また、作った具があまったら、ご飯をお皿に平らに盛って、その上に細かく切ったレタスをひき、タコスの具をのせて、チェダーチーズとトマトを上に盛り付ければ、沖縄育ちの「タコライス」の出来上がり!これは一押し!!様々なバリエーションが生まれるこのキット、なんと一袋390円。ホームパーティを予定している方、これは結構使えるのでは?また、「食べるスープ」シリーズの「チリスープ」、これも豆がふんだんに入っていて、(辛さが少し物足りないけど)メキシコっぽいかも。 (aya) |
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