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フィナ・トレス監督
Fina Torres

1951年ベネズエラ、カラカス生まれ。中南米を代表する女性監督。
ジャーナリズム、写真、デザインなどを学んだ後、フォト・ジャーナリストとしてキャリアをスタートさせる。その後パリに移住し、インスティテュート・ドゥ・オート・エチュード・シネマトグラフィクで撮影監督の学士号を取得。卒業後、映画の編集、カメラ・オペレーター、シナリオのスーパーバイザーなどを経て、'85年「追想のオリアナ」で監督デビュー。この作品で、カンヌ国際映画祭で新人監督に与えられるカメラ・ドール賞を受賞。

追想のオリアナ
原題
ORIANA
製作
1984/仏=ベネズエラ
監督 フィナ・トレス
出演 ダニエラ・シルヴェリオ/ドリス・ウェルス
内容 ドラマ
遺産相続のため20年ぶりに叔母の邸を訪れたマリアの回想を通し、叔母オリアナの幼き頃の悲しみに満ちた思い出を辿っていく姿を描いたヒューマン・ドラマ。
メモ カンヌ国際映画祭 カメラ・ドール

恋の力学
原題
MECANIQUES CELESTES
製作
1995/仏=ベルギー=スペイン
監督 フィナ・トレス
出演 アリアドナ・ヒル/アリエル・ドンバール/エブリーヌ・ディディ
内容 ロマンス/コメディ
姫マリア・カラスに憧れオペラ歌手を夢見るアナは、結婚式の途中、花嫁衣装のまま町を飛び出した。パリに来た彼女は、音楽教授グレゴリエフのもとで勉強を開始する。やがて知り合った女精神科医アルカニーと住み始めた彼女は、次回作のヒロインを探している有名監督イタロに巡り会う。現代版シンデレラストーリ。

ウーマン・オン・トップ
原題
WOMAN ON TOP
製作
2000/米
出演 ペネロペ・クルス/ムリロ・ベニチオ/ハロルド・ペリノー/マーク・フェアースタイン
内容 ドラマ/ラブストーリー
イザベラはブラジルで夫と共にレストランを経営する天才的な料理の才能を持つシェフだったが、夫の浮気を知り故郷を捨てアメリカに旅立った。彼女はそこでTVプロデューサー・クリフのスカウトを受け、クリフとの間に新しい恋が芽生える。しかし、彼女を追ってブラジルからやってきた夫の出現により、愛の選択を迫られる。目指した自立と成功を手に入れた今、彼女はどのような選択をするのか?
メモ スペインで最もキュートな女優ペネロペ・クルス初のハリウッド初主演作品。旦那役はブラジルNo.1スターで「黒いオルフェ」のリメーク版「オルフェ」に出演しているムリロ・ベニチオ。彼のハリウッド進出第1作でもある。 スパイシーなブラジル料理と甘〜いボサノバの音楽。五官すべてを幸せにしてくれる映画。