■■ ノンフィクション ■■

タイトル 著者・訳者 出版社[出版年] 価格(\) 解説
【NGO】
仲間と誇りと夢と―メキシコの貧困層に学ぶ 工藤 律子(著)篠田 有史(写真) JULA出版局

[2003]

¥1,800 "メキシコの仲間たちが教えてくれること。キーワードは、「誇り」「夢」そして「共に歩む仲間」だ-。1984〜1995年にかけてメキシコを見てきた著者が、スラムの現実を深くみつめる。"
居場所をなくした子どもたち メキシコシティのストリートチルドレン (JULA books ブックレット 1) 工藤 律子(著)篠田 有史(写真) JULA出版局

[1998]

\700 "メキシコの首都メキシコシティで、家族と完全に縁を切り、子どもだけで通りに暮らすストリートチルドレンについて、彼らをとりまく数々の問題とその背景、解決策を現地の人々とともに探る。"
勇気ある母親になりたい 〜メキシコの幼きシングルマザーの闘い (JULA books ブックレット 4) 工藤 律子著 JULA出版局

[2001]

\700 "家庭における虐待が原因で路上暮らしをせざるをえなかった少女(ストリートチルドレン)や、家庭で実父や義父、叔父などにレイプされた少女たちの妊娠が問題になっている、メキシコの幼いシングルマザーの現状をリポートする。 "
とんでごらん! ストリートチルドレンと過ごした夏 工藤 律子文・篠田 有史写真 JULA出版局

[1993]

\1796 "高校生のサトルが夢の都市メキシコシティで出会ったのは、ストリートチルドレンの少年マルセリーノとその仲間たちであった…。数度にわたる取材に基づいて書かれた、路上に生活する子どもたちの物語。 "
【その他】
バイクに乗ったコロンブス〜メキシコ・ホンダの日々 黒藪 哲哉著 現代企画室

[1995]

\2400 "日本企業に対して抱いたイメージと現実の大きなギャップ、ホンダ社員がメキシコ人に投げつけた言葉など日本の海外進出の実態を忠実に描き、本当の国際化とは何かを問う。朝日ジャーナルノンフィクション大賞受賞作。表題作のほか、「将軍たちのいる地峡:中米ホンジュラスへの旅」も収録。"
太陽の輪の謎に挑む―ある天文学者のメキシコ登山日記 磯部 しゅう三 (著) けやき出版

[1993]

\1359 "肝臓病と高血圧を抱えた48歳の男が皆既日食観測のためメキシコの高山に登るはめになった。妻と幼い娘に遺書を残し、ドクターストップを振り切って頂上を目指す彼をそこまで駆り立てたものは何だったのか。"
メキシコと日本の間で―周辺の旅から 中岡 哲郎 (著) 岩波書店 \1800 "エル・コレヒオ・デ・メヒコで,日本の工業化の経験について講義をした1年間の旅と思索.年間70万に達するメキシコ・シティへの人工流入,100%をこえるインフレの重圧…発展途上国の底辺の生活と労働をみつめるところから,旅は始まった.いくつもの近代化政策がそこにおいて座礁した矛盾を解きほぐしつつ,その奥にあって生きて働く歴史的な重層構造を,著者の目は捉えていく.インディヘナの祭や集落におちる西欧中世の影,前近代的な伝統産業と米系資本の先進技術,両者の構造的な「落差」が社会的緊張をたえず生みだす.その圧力の下で屈曲を余儀なくされる工業化の意味を考えること,それは日本の近代化のプロセスを照らしだす鏡でもあった."
" ヒロシ、君に英語とスペイン語をあげるよ" 北村 崇郎 , 北村 光世 (著) 草思社

[1986]

\1500 "父は英語で、母はスペイン語で、祖母は日本語で少年を育てた。多言語教育を行った家族のユニークな実践記録!"
たった一人のニッポン人 メキシコ刑務所の中で 佐藤 秀逸著 文芸社

[2000]

\1300 "メヒコのムショはハンパじゃない。たった一人の日本人が生身で体験した驚くべき2年2カ月の予期せぬ牢獄生活。渦巻く暴力、熱き友情、地下世界の人間たちの闇と光を浮き彫りにする。"
メキシコホテル〜ペンション・アミーゴの旅人たち 大倉 直著 旅行人

[1996]

\1650 "メキシコシティの安宿ペンション・アミーゴ。そこを交差していく様々な日本人旅行者たち。プロレス修行、駆け落ちカップル、現代美術家、流れ者…。小さな夢と不安が織りなす、ひとりひとりの旅の物語。"
メキシコ人 (双書・20世紀紀行) "パトリック・オスター著、野田 隆〔ほか〕訳" 晶文社

[1992]

\3786 "貧困、環境破壊、インフレ―。現代社会の困難を体現するメキシコ。人々は今、どのように暮し、夢を育んでいるのか。危機を生きぬく底知れぬ力を活写した、米国人ジャーナリストによる、生きたメキシコ案内。"
エスパルダ・モハーダ〜米国に密入国するメキシコ人たち
ラ・フロンテェラ「アメリカ メキシコ国境地帯」―国家を越えるヒト・モノ・カネ オースティン・アメリカン・ステーツマン特別取材班 (著)、中嶋 弓子 (翻訳)" 弓立社

[1989]

\1796 "「国境」に実感をもてない日本人に贈る、アメリカ―メキシコ国境地帯のリアルな日常態。"
メキシコ国境の影 小林 宏明 (翻訳) (現在取り扱いなし) "「密入国者にまつわる状況は救いがたく、合衆国国境警備隊の力の及ぶところではない」1976年、移民帰化局の声明。見捨てられた国境地帯で密入国者を救うという奇妙な目的のために10人のメキシコ系警官が集められた。それは誰も予想しなかったほど苛酷な任務となった。盗賊団は漆黒の闇から突如現われ、首筋にナイフをあてた。隊員たちは影におびえ、草が揺れても銃をむけはじめた。銃撃戦の中、仲間の目に狂気が光るのを見た者もいた…。警官小説の巨匠ウォンボーが描く、実際の捜査活動ドキュメント!"
コヨーテたち―越境するヒスパニック・アメリカ 管 啓次郎 (翻訳) 弘文堂

[1989]

\3000 "世界中に存在するあらゆる国境のなかで、アメリカ合衆国とメキシコとの境界を画すボーダー地帯ほど「熱い」国境はない。国家を国境線で区切ってゆくような思考法は、もはや現実に起こっている現象を上手につかまえることができなくなった。本書は、世界がそうした新しい移動の論理を含み込んだ社会システムの発見へ向けて脱皮しようとしているときに、その流れの先頭に立って私たちを先導しようとしている。"
ストロベリー・ロード〈上〉文春文庫 石川 好 (著) 文芸春秋

[1992]

\437 "異才の評論家として今話題の著者が、カリフォルニアの農地で、密入国のメキシコ人たちと暮らした自らの若き日々を綴る。キャリフォーニ。ことばの壊れた日系人たちにそう呼びならわされた土地。その一画のイチゴ農場で働く長兄を頼り、移民船「あふりか丸」で渡米した作者は、当時十八歳。なけなしの100ドルが所持金の全て。しかし、そこは夢をつなぐ土地ではなく、違和と混乱の世界だった。大宅賞を受賞した、かつてない真率無類なアメリカ青春記。"
ストロベリー・ロード〈下〉文春文庫 石川 好 (著) 文芸春秋 \437